島いろマルシェでおいしい出会い

第1回『島いろマルシェ in 海洋博公園』

2016年8月13日(土)と14日(日)の2日間、本部町(もとぶちょう)の海洋博公園内にある「美ら海プラザ」で、第1回『島いろマルシェ in 海洋博公園』が開催されました。会場は、大人気の観光スポット・沖縄美ら海水族館と同じ敷地内ということもあって、海外からのお客様も多く大盛況でした。

全国、海外からの観光客でにぎわいを見せる『島いろマルシェ in 海洋博公園』

出店した13店舗の中から、天然もずくやイカのおつまみ、暑い夏におすすめのジェラートや黒糖、豆乳を使ったマフィンが人気の5店舗を紹介します。

わずか1%しか流通していない久米島産の天然もずく「SUNUI」

沖縄県民にも観光客にも人気の沖縄食材・もずく。沖縄の方言で「スヌイ」と言います。もずくには天然と養殖があって、流通している99%は養殖です。天然もずくは、潮の流れや日光など、条件が整った場所でしか育たないため、わずか1%しか流通していません。透き通る海を持つ久米島に生えて、海人(ウミンチュ=漁師)によって手摘みされた天然もずく「SUNUI」を紹介します。

久米島産天然もずく「SUNUI」は1パック1000円

手摘みで収穫された天然もずくは、養殖もずくと比べ、太さとねばりが圧倒的に違います。太いので歯ごたえがしっかりしていて、ぬめりがあるので栄養成分・フコイダンを多く含んでいます。

よく見かけるもずくよりも太く、ぬめりが多い天然もずく

会場入り口からすぐ目の前にブースを構えていた「SUNUI」には、天然もずくを試食できるとあって人だかりができていました。スタッフは、天然もずくと養殖もずくの違いや、塩抜きの重要さを説明していました。

天然もずくの試食ができるとあって、ブースには人だかりができていました

「生もずくは新鮮ですが、日持ちしないのがデメリット。SUNUIは、ぬめりを維持するため塩漬けにした状態で販売しています。半年間の保存が可能なので、お土産にもおすすめです。ただし、塩漬けの状態ではそのまま食べることができないので、食べる前には必ず塩抜きを行ってください。」と話すのは、「SUNUI」の販売元代表の知念勇樹さん。塩抜きを忘れると大変塩辛いので、気をつけてくださいね。

「流通している養殖もずくとの違いを試してみてください」

「SUNUI」は、ミシュラン獲得店をはじめ銀座、赤坂、新橋の割烹料亭50店舗以上で取り扱いされています。購入は、沖縄県内のホテルや人気の観光施設のほか、インターネット通販「Amazon」でも可能です。

株式会社Swimmy

電話/098-897-0145

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2015年日本ジェラートチャンピオン監修のジェラート店「LA VOUS」

宜野湾市(ぎのわんし)に店を構える「LA VOUS」は、ジェラート&マカロンの専門店。沖縄県北部のヤンバル出身のメンバーらで合同会社「YANBARU CULTURE GIFTERS」を設立し、2015年12月に店をオープンしました。メニューは、2015年、東京の表参道ヒルズで行われた「ジェラートマエストロコンテスト」の優勝者・柴野大造さんが、北部・やんばるの食材を中心として考案しています。

島いろマルシェでは、夏らしい商品&人気の商品6種類が味わえます

多くの自然が残るやんばるは、果物や野菜などたくさんの特産物があります。今回は、今帰仁村のスイカとパイナップルをはじめ、名護市勝山のシークヮーサー、沖縄産マンゴー、やんばるのタンカンを使用したジェラートが並んでいました。沖縄産の果物を季節を問わず手軽に味わえるのがうれしいですね。

今帰仁スイカの果汁100%を使用したジェラート

お店のイチオシは、2015年ジェラートマエストロコンテストの優勝作品「オレンジバニラ マスカルポーネ」。濃厚なマスカルポーネとオレンジの酸味が相性抜群で、子どもから大人まで、さらには海外の方にも人気があります。天気や日によって売れる商品は違うのだそう。この日は、すでにタンカンが売り切れていました。

「2015年日本ジェラートチャンピオン」の看板が目立っていました

同社代表の國場和雄さんは気さくな方で、「これも試食してみてよ」といくつもの種類を差し出してくれました。店舗では、今回紹介した種類以外にも本部町産のアセロラや、東村のパイナップルを使用したフルーツ味のほか、ピスタチオやチョコなど品揃えが豊富です。

「これも食べてみて!」 試食をしながら好きな味を探せます

「LA VOUS」のジェラートは、宜野湾の同店のほか、南風原のファーマーズくがに市場、宜野湾のファーマーズはごろも市場でも販売している。暑い日のドライブや散策中、ひと休みするときにおすすめです。

LA VOUS

住所/沖縄県宜野湾市嘉数3-19-1

電話/098-943-5434

時間/11:00~19:00

休み/毎月第1火曜日

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響きがおもしろい! いちゃいちゃしたイカのお菓子

「いちゃいちゃ絶品です」という気になる看板を発見しました。沖縄県南部の八重瀬町(やえせちょう)にある「港川パヤオ鮮魚店」の人気商品「イカの羽いちゃいちゃ」です。食用のイカとしては世界最大級のセーイカ(沖縄の方言でソデイカのこと)漁が盛んな沖縄県南部で生まれたヒット商品。一般的には、硬くて捨てられたり魚の餌にされたりするセーイカのミミ(三角の部分)を企業秘密の技法で軟らかくして揚げたものに、塩・こしょうなどで味付けをした加工品です。

「いちゃいちゃ」という響きに引かれます

少しスパイシーな味付けと、かめばかむほどに広がる旨みがクセになり、食べ始めると止まりません。子どものおやつにも、大人のお酒のつまみにもおすすめの商品です。

ちょっぴりスパイシーな味付けはお酒のつまみに最適

開発したのは、「港川パヤオ鮮魚店」の店主・仲与志(なかよし)昌亮さんの母親で、先代店主の百合子さん。母親が生み出した商品を広めようと、昌亮さんが味を一定に保てるよう整えました。なじみ客からの口コミを中心に広がり、1年間に1000万を売り上げるヒット商品に。

ハチマキがトレードマークの店主・仲与志昌亮さん

「沖縄の方言でイカのことを“イチャ”と言う。家族でいちゃいちゃ、おじぃもおばぁもいちゃいちゃ、ドライブしながらいちゃいちゃ……。どんなシーンでもいちゃいちゃしながらみんなが楽しく食べられるようなネーミングにしたよ」と話す店主の仲与志さん。お客さんに「彼女と?」「子どもと?」と問いかけるセールストークに、ブースは笑いが起こっていました。

パッケージのカラフルなデザインがかわいいので女性にも子どもにも人気です

今回の商品は、180グラム500円。同店と糸満市、南城市、八重瀬町の農産物直売所で購入できます。お土産にはもちろん、“いちゃいちゃ”したい人にプレゼントするのもいいですね。

港川パヤオ鮮魚店

住所/沖縄県八重瀬町港川139-1

電話/098-998-8622

時間/8:00~19:00(売り切れあり)

休み/年中無休

海外の観光客に大人気! 黒糖&ブラウンシュガージンジャー

汗をかくと疲れるのは、水分と一緒にミネラルも失われるからだと言われています。ミネラルを豊富に含んだ沖縄産のサトウキビで作られた黒糖は、夏バテの季節や、スポーツをするときに最適なお菓子です。昔ながらの製法で黒糖を作る今帰仁村の「共栄社」は、沖縄産のサトウキビ100%を使用して作った商品が人気です。

黒糖やサトウキビを使った商品が並ぶ共栄社のブース

人気商品の「おじーの黒糖シリーズ」(加工黒糖)は1つ200円。持ち運びやすい小袋タイプで、まとめ買いをする人が多いそうです。味は、沖縄黒糖、今帰仁黒糖、塩黒糖、しょうが黒糖、ゴーヤー黒糖の5種類。この日は、今帰仁黒糖、塩黒糖、しょうが黒糖がよく売れていました。島いろマルシェでは、おじーシリーズを6個1000円で購入できます。

イラストが印象的なおじーシリーズは、小袋タイプで持ち運びに最適

一口に“黒糖”と言っても、「黒糖」「黒砂糖」と呼ばれるものは、サトウキビの絞り汁を煮詰めて冷却し、製造した砂糖で、固形または粉末状のものだけ。製造途中に粗糖などを加えて加工したものは「加工黒糖」と呼ばれます。これまでイベントでは、様々な味を楽しめる加工黒糖を提供していましたが、海外のお客様から「黒砂糖」の要望が多く、今回出店することにしたそうです。

海外の観光客から要望が多かった沖縄黒糖

時間をかけて作る粉黒糖とやんばる産のしょうがで作った「ブラウンシュガージンジャー」。お湯に溶かして飲むのはもちろん、砂糖の代わりに紅茶や煮物料理にも使える万能パウダーです。特におすすめの使い方は、しょうが焼き。ひと振りすれば、しょうがの風味と甘みでコクが出て、誰でもおいしいしょうが焼きを作ることができます。

料理にも使える「ブラウンシュガージンジャー」500円

黒糖の他にも黒蜜やかりんとう、ジンジャーシロップなども取り扱っています。共栄社の商品は、名護市の「道の駅許田」や、オンラインショップでも購入できます。

合資会社共栄社

住所/沖縄県今帰仁村謝名227-1

電話/0980-56-2812

時間/8:00~19:00(売り切れあり)

休み/年中無休

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豆乳を使ったヘルシーなスイーツが人気の「SOYSOY」

本部町のもとぶ町営市場にあるスイーツショップ「SOYSOY」は、豆乳とおからを使ったヘルシーなスイーツが人気の店です。本部町で50年続く豆腐屋「山城とうふ店」の娘・具志堅玲乃さんが、豆腐や野菜をおいしく食べられるお菓子を作りたい、ヘルシーで女性を笑顔にできるスイーツを作りたいという思いから「SOYSOY」をオープンしました。

お客様に商品の説明をする店主の具志堅玲乃さん

看板商品のマフィンは、本部産のアセローラや黒糖を使用した「もとぶマフィン」や、定番の抹茶やチョコレートに加え、ピーナッツバターやキャラメルマキアートなど種類が豊富です。上白糖ではなく、サトウキビやてんさいなど自然の材料を使用しているので、カロリーが気になる方にはおすすめのスイーツです。

ふんわりとした食感とヘルシーさが人気のマフィン

スコーンにも豆乳とおからを使用。SOYSOYのスイーツには、アレルギーを持つ子どものために卵やバターを使っていない商品もありますが、ときには甘いものが食べたい!という女性のために、卵とバターをたっぷり使用したものもあります。具志堅さんの優しさが伝わってきますね。

豆乳とおからを使用したスコーン1個280円

SOYSOYのマフィンはヘルシーでおいしいだけでなく、かわいらしいパッケージも魅力の一つです。イラストレーターのMIREIさんが手がけたイラストには、マフィンの材料にも使用されている本部産のアセロラとみかん、サトウキビ(黒糖)が描かれています。手土産にすると喜ばれること間違いありません。

かわいらしいパッケージもSOYSOYの魅力の一つ

本部町にある店舗には、その日一番の材料で作った日替わりメニューが並びます。「今日は何があるのかな」とワクワクしながらドライブ途中に立ち寄りたいお店です。

SWEETS SHOP SOYSOY

住所/沖縄県本部町渡久地4 本部町営市場3-3

電話/0980-43-6003

時間/11:00~SOLD OUT

休み/月曜日・毎月第2、4日曜日

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