おいしいつながり

生産者と飲食店が直接取り引きし、丹精込めて育てた食材を美味しい料理に仕上げてお客さまに提供する。今、そんなスタイルでつながる生産者と飲食店が増えています。そこには安心安全はもちろん、美味しさを追求する情熱とプライドがありました。

今帰仁とやんばるの食材にこだわった
自慢の美味を多くの人に食べて欲しい

「みつこばあばの台所」は、やんばるの家庭料理が楽しめる評判の居酒屋。今帰仁村観光協会の会長も務める店主の新城正巳さんは、出身地である今帰仁を中心にやんばる産の野菜や肉などにこだわり、自ら選び抜いた食材を料理しお客さんをもてなしています。なかでも今帰仁アグーは店の看板メニュー。大切に育てられた貴重な豚を一頭取りして余すところ無く使い、美味を通して生産者の思いとふるさとを発信しています。

お互いのこだわりを認め合って生まれた特別な味わい

今帰仁村の海を見下ろす場所に位置する「農業生産法人有限会社今帰仁アグー」の農場。このストレスの少ない環境で、今帰仁アグーを飼育しているのが高田茂典さんです。
古くから沖縄で飼われていた島豚の血を受け継ぐ在来種、今帰仁アグー。その肉質は高い評価を得ていますが、生産性をもっと高め経済性を持たせることが現在の課題だといいます。「新城さんのように、肉質の良さを認め、美味しい料理でアピールしていただけるのは本当にありがたい。これからも期待を裏切らない肉を提供していきたいと思っています。また、お客さんには食べることで在来種保存の手助けになることを知ってもらえたらうれしいですね」と話す高田さん。その言葉を受け「今帰仁アグーは村の宝。今後もぜひ、安定的に長く提供して欲しい」と新城さん。こだわりを持つ二人のおいしいつながりはこれからも多くの人に笑顔を届けてくれそうです。

その美味しさは別格。世界で認められる今帰仁アグー
現在、市場には西洋種と掛けあわせたアグーが多いなか、沖縄在来の豚にこだわった交配で育て上げたのが今帰仁アグーです。黒毛に覆われ、背は凹み、腹は地面につくほど垂れ下がった、その風貌はかなり個性的。そして、アミノ酸成分が多い肉は旨みが強く、低コレステロールという特徴を持っています。2014年にはイタリア発祥のスローフード協会のスローフード食材に今帰仁アグーが登録。これはイベリコ豚や金華豚、ハンガリーの国宝マンガリッツァ豚など、世界の在来種のブランド豚と肩を並べるものです。

味付けはシンプルに。噛むほどに旨みが広がる今帰仁アグー

Shop Data

やんばるの家庭料理 みつ子ばぁばの台所

住所/那覇市久茂地1-4-13パークシティ-泉崎2F
電話番号/098-862-3588
営業時間/17:30~24:00
定休日/不定休

※2015年11月1日現在の情報となります。

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