島の恵みをいただきます

野菜に鮮魚、お肉や果物。
この島の恵みがたっぷりと味わえる、オススメのお店を紹介します。

島野菜のおいしさや、食べ方を伝えたい、
「ピパーチキッチン」

那覇市西町にある「ピパーチキッチン」は、地元客から愛されるちいさな食堂。


オーナーは池城安信さんとマリヤさん。島の食材をふんだんに使ったご飯が評判です。ハンバーグにチキンのグリル、白身魚のソテーと聞くと、変哲もないメニューに聞こえるけれど、安信さんの手にかかるとハンバーグは驚くほどふんわり、チキンはジューシーに、ちょっとの工夫も加えて、どれもここにしかないメニューに生まれ変わるのです。

「調味料などを必要以上に使わず、食材そのものの味が味わえるようなシンプルな料理にしています」と安信さん。


この日いただいたのは「やんばる鶏のホットチリバジル」。ここへピパーチを一振りしていただくと、グリルされ、ピリッとしたジューシーな鶏肉で、ご飯が止まらなくなる一品です。

メニューの中で使われている食材のほとんどが島のもの。「地元のものを使うのが当たり前という感覚ですね。近くで作られているものは作り手の顔が見えるようで、そのほうがおいしいと感じます」とマリヤさん。
モリンガはサラダに使い、クワンソウの花はピクルスに。イーチョーバーや長命草は泡盛漬けにして。ちょっと耳慣れない島野菜も、ピパーチキッチンの料理にはたくさん出てくる。なかには意外な使い方をされているものも。

右からスクガラス、イーチョーバーの泡盛漬け、長命草の泡盛漬け

「お客さまにこんな食べ方があるんだ、とか、どうやって作るの? って声をかけてもらうとすごくうれしいんです。あまり知られていない島野菜の存在や、そのおいしい食べ方を伝えるのも、ぼくたちの仕事かな、と思っています」(安信さん)


さて、そんなピパーチキッチンが近ごろ生み出したオリジナルの新商品が「赤い実のピパーチ」。ピパーチとは八重山で採れるいわゆる「こしょう」のこと。石垣島産の赤い実にこだわったピパーチは、さまざまな料理に味と、見た目のアクセントになってくれますよ。

足を運ぶと、笑顔を見て安らいで、ご飯を食べてほっとする。そして自分でも島野菜の料理がしたくなる。そんな、ちいさな食堂なのです。

Shop Data

ピパーチキッチン

住所/那覇市西2-6-16
電話/098-988-4743
営業時間/11:00~15:30(LO15:00)、18:00~22:00(LO21:00)
休/木、金曜日
※11/9(月)~11/27(金)ロンドンでのケータリングの為お休みとなります。


<11月から営業時間、定休日が変わります>
営業時間/月~木 11:00~16:00(LO15:30)、土・日・祝  11:00~16:00(LO15:30)、18:00~22:00(LO21:00)
定休日/金曜日

くわしいShop情報はこちら

写真・文 セソコマサユキ

独自の視点で沖縄の魅力を切り取る編集者
公式ウェブサイトはこちら

このページが気に入ったら
いいね!してね

他SERIES

SERIES01 自然食とおやつ mana

SERIES03 野菜屋 元

SERIES04 ON OFF YES NO

SERIES05 アセローラフレッシュ直営店

SERIES06 沖縄第一ホテル

SERIES07 糸満漁民食堂

SERIES08 笑味の店